Oshipi Life-おしぴ生活-

声優・アイドル・ディズニーの三刀流おたく。推し三人と生きる「おしぴ生活」してます。

シンプルさと現実味から見えるアイシナの魅力

みなさんはアイシナモロールというキャラクターをご存知ですか?

アイシナちゃんという愛称で親しまれているキャラクター、アイシナモロール。今回は彼の魅力をご紹介します。

 

アイシナとは?

I.CINNAMOROLL

アイシナモロール(アイシナ)とは、サンリオのキャラクターのひとり。

サンリオといえば、どんなキャラクターを思い浮かべますか?キティちゃん、ポムポムプリン、マイメロディ、キキララ...等、かわいいキャラクターがたくさんいますよね。その中でも人気キャラのひとりが「シナモン」。

白くて長い耳をもつ犬のシナモンは、「カフェ・シナモン」というお店のお姉さんと出会い、現在のあのシナモンが存在しているようなのですが、アイシナはそのお姉さんと出会わなかった世界線のシナモン。いわば、IF世界のシナモンということです。

シナモンだけれど、昔から親しまれてきたシナモンとは別の道を歩んできた存在なんですね。マルチバース的な感じ。(マーベル好きな人は分かる)

i-cinnamoroll.sanrio.co.jp

名前の由来は

I.CINNAMOROLL

I=「わたし」と「愛」。

誰もが自分自身を愛してほしいという思いから名付けられたようです。

アイシナの特徴

よく知られているシナモンはいつもピンクのほっぺがかわいく、ニコニコしてかわいらしいイメージですよね。

それに反して、アイシナはほっぺは基本染まりません。笑

表情も真顔やニヒルな表情が多く、少し大人びた現実的な姿というものが描かれています。

 

 

アイシナを楽しもう

アイシナに触れることができるのは

・「I.CINNAMOROLL Animation」(YOUTUBE)

 

・「シナモンと安田顕のゆるどき☆クッキング」(TBS毎週土曜朝9時25分~ or YOUTUBE)

 

「I.CINNAMOROLL Animation」短編アニメーション

YouTubeで、1話2分ほどの短編アニメが制作されています。

こちらがかなり良いんです。

内容としてはアイシナが日常を過ごしたり、旅をしたりと、身近なシーンを切り取っています。

ナレーションは声優の榎木淳弥さん(私の生涯の推し)。

全てを包み込んでくれるようなお声で、思わず涙が出てしまいそうになります。アイシナちゃんをずっとそばで見守ったり、時には心配したり、肯定してくれたり。心が落ち着きます。

絵もとても丁寧に作られていて、アイシナの所作の細かなところにも工夫やこだわりを感じます。

www.youtube.com

穏やか~癒し~!BGMも毎度心地よく、素敵なカフェでかかっていそう。

ゆるドキ☆クッキング

「空の上からやってきたシナモン。色々あった彼がたどり着いたのは、安田顕がいるキッチンスタジオだった。」のみのナレーションからはじまるこの番組。ツッコミどころしかなくてもうおもろい。

こちらも1話数分の構成になっているので、3分クッキングみたいな感じかな?と思いきや...

ほとんど料理は完成しません。(たまに完成する)

では、何をしているのか。

2人がただ談笑したり、時には深い話をしたり、遊んだり、新生活を激励したり、いろいろです。

この中でも、安田さんとアイシナのやりとりがとても優しくて。

固定概念を忘れられるようなハッとするような気付きもある場面も。

www.youtube.com

どんどんお二人の仲の良さだったり距離感が縮まっていき、とてもかわいいです。シナモンだけでなく、安田さんも含め。

何故こんなに魅力的なのか?

ビジュアルのシンプルさ

まず、シンプルな見た目。

顔は2つの目と口のみで、真っ白な身体と耳としっぽ。

言っちゃえばこれで終わりなんですよね。ただ、この全体の絶妙なバランスでかわいさ、癒しを感じられるキャラクターになっています。

ほっぺのピンクなどはないのですが、逆にそれが自然な愛らしさに繋がっていると思います。

拗さがない、スッキリとしたキャラクターです。

 

時代に合ったキャラクター

現代、数えきれないほどのキャラクターが世の中に生まれています。その中でも、サンリオというブランドは昔から確固たる地位にいる中で、ものすごく令和的なキャラクターを生み出したなあと感じています。

言葉を選ばずに言ってしまうと、「媚びない」キャラ。自身の軸をしっかりと持っていて、ぶれないんですよね。

アニメーションの中でも、アイシナ以外のキャラクターはほぼ登場しません。ひとりで気ままに、やりたいことを行う。

ここが、現代の考え方に沿っていて、魅力に思える点の一つかと思います。

 

現実的なシチュエーション

アニメーションで観ると分かりやすいのですが、視聴者が休日にやるようなことをアイシナが楽しむ内容が多いです。

例えば、お家でポップコーンを作って映画鑑賞をしたり…

お風呂掃除をしたり…

衣替えで洋服を街に買いに行ったり…

カフェでドーナツとコーヒーをいただいたり…。

 

短編アニメでは「起承転結!」っぽい内容というよりは、アイシナの日常をこっそり覗くような内容なので、とても現実的です。

そして、そのどれもほとんどが、「ひとりで」行っている。

仲間がいなければダメなのか?そんな訳がない。1人でもやりたいことを。むしろ、1人だからこそ楽しめる魅力を探し出し、日々を大切に大切に生きているアイシナを見て、ただ癒されるだけではない、自身の日々の過ごし方を見直すきっかけにもなる作品です。そんな構成がアイシナの魅力を引き出しています。

さいごに

アイシナの魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです。毎週のアイシナ動画の更新の中で、労働で疲れた精神を少しでも忘れられるような癒しの存在を生活に取り入れてみませんか?