現在日曜朝9時〜放送中の『プリンセッション・オーケストラ』略してプリオケ。
今回は今作品に登場する敵役ポジションの「バンド・スナッチ」の魅力をご紹介したいと思います。
プリオケとは?
まずプリオケとは何ぞ?という方へ、簡単に概要をご説明。
高校生までの女の子しか入れない「アリスピア」という世界で、ごく普通の女の子たちがアイドルのように歌ったり踊ったり、はたまたライブに行ったりと、そこだけのコミュニティの中で「ミューチカラ」という輝きの力を持って活動したり遊びを楽しんでいます。
そんなミューチカラを吸い取りに来る敵からたくさんの女の子たちを守るため、主人公たち「プリンセス」が歌い踊りながら敵を倒しながらも奮闘していく物語です。
バンド・スナッチとは?
今回はそのお話の中での敵役ポジション、バンド・スナッチのご紹介。
メンバー
カリスト(cv:小林千晃)
ベス(cv:榎木淳弥)
ギータ(cv:千葉翔也)
ドラン(cv:武内俊輔)
はい、分かりやすいですね。
バンド編成の名前すぎる。カリストはボーカル、ベスはベース、ギータはギター、ドランはドラム...といった具合に、それぞれの登場シーンでは楽器が登場したりします。
そして声優陣が豪華...。私の生涯の推し榎木さんもいらっしゃいます(宣伝)。
ここからはそれぞれのキャラの魅力についてお話しさせていただきます。
カリスト
満を持して登場したキャラであり、メインを張りそうな彼。ボーカリストというところもあり、歌唱披露もありました!
以下動画ネタバレありですが、歌唱動画になります。
まだ登場から回数を重ねていないので、まだこれから魅力が見えてくるかとは思いますが、12話時点ではスマートで容姿端麗なイメージ。悪人の顔って感じはしないです。厳しく仲間に当たったり、場の空気を悪くする気はなく、少なからず仲間意識はありそう。
ベス
ベスは最初に出てきた敵でした。
髪も長く、落ち着いた喋り方や低いトーンから、冷静沈着なクールポジションかな...と思いきや、私のその印象は9話でいきなり変化します。
彼、なんと「甘いものが好き」とのこと!!!!!
そしてそれをドランに知られていたり、ギータにドーナツを差し出された時には、ごにょごにょ言いつつ、トッピングまみれのドーナツをすぐさま食べ始めていました。ギャップすぎる。
その際、勝手に「これ...榎木さんのアドリブだろうな...」と思っているのですが、「うま...うまい」「マジ?(ドラン)」「やらんぞ」という会話もしていて、沼〜!
何だかんだツンツンしながらも他メンバーと一定の距離感でいるところがかわいいです。
ギータ
まずビジュがかわいい。
いつも「俺が行く!」と意気揚々な彼ですが、中々認めて貰えなかったり、なんとか行くことになっても良い結果があまり出ず小言を言われたりと、イジられやすいポジションだなあと思います。ですが、そこがかわいいキャラ。俺が俺が!と前に出過ぎているわけでもなく、ちゃんと理解するところはするし引くところはきちんと引ける子なので、安心して見ることができます。
特技は「ベス煽り」草。女児アニメのHPに載せる内容じゃなくて笑う。
作中でも、ギータがイジられるだけでなく、反対にギータがベスをからかったり煽ることは確かにありました。
ドラン
良い意味で1番ギャップを感じた方。
一見、オラオラ系かな?と思っていたのですが、実際には女の子たちのことを「お嬢さん」と呼んだり、声を張り上げたりするタイプでもなく、かなり紳士的な印象のキャラでした。好き!!
他のメンバーに対しても「まあまあ...」とキーパーになる役割もしていて、見守り的存在でもあるのかな?ですが、ギータが「今回は俺が!」と食い下がらなかった時、「ギータ...」と睨み付け、黙らせる一面も。いざと言う時に1番こわいタイプなのかな〜などと思ったり。
特技「ドラムスティックでニット帽を編める」。何コレ。
4人の関係や空気感の魅力
昔から敵役は重苦しい空気感の中で話し合ったり、失敗したら仲間やボスから強く叱責される...といったようなイメージが強くありました。が、バンドスナッチはそれに比べて大分ソフトな空気感です。茶々を入れながらも真剣に計画を立てたり、時には小喧嘩が起こったりしますが、バランス良くコミカルに描かれている印象です。
そんなところが、気軽に作品に触れることができる点のひとつに挙げられると思います。
この人たちの真の目的は何なのか...?
毎話負けてしまっている彼らですが、そこまで「あいつらには負けられん!」「許せん!」みたいなムーブはあまりなく、むしろ余裕感だったり、よしよし…その調子で強くなれ…といった雰囲気も感じられます。そんな彼らの大元の目的は何なのか…?これから謎が解かれていくと思います。
HPのキャラクター紹介でもかなりツッコミどころが多い彼らですが、これから深掘りされるのかと思うとワクワクです。まだまだ物語は続いていくので、是非気になっている方は今からでも追いかけてみて下さい!